それでも腹は減る。
長男が生まれて二学年差で兄弟を望んだのは私だが、まさか双子とは思わず、(しかも♂♂)双子ですって言われた時には手放しには喜べなかった。
なぜ、、、。なんで、、、。
妊娠、出産自体、何事もなく普通に生活して普通に産める事って奇跡だと思う。
何かしらを抱えながら、予定日までドキドキしながらみんな過ごしている。
それが双子となるとさらに危険で、予定日まで持たせることもなかなか難しい。
始め、双子だとなかなか受け入れられなかった私ですが、徐々に大きくなるお腹と共に、37週までなんとかお腹の中で育って欲しい。大きくなってほしい。
それだけ願っていました。
38週で自然分娩で生まれて来てくれた双子たち。
生まれて来てくれてありがとう。本当にそう思いました。
そんな。
双子の一人に発達障害が発覚。
借りてきた本を読み終え、あまりの衝撃と“障害”と何度も出てくるワードに本当にショックでした。病気ではなく障害だから一生治らない。
今まで生きてきた中で一番精神的にやられた時期でした。
掃除洗濯炊事、三人の子育てをしなければならないのに、頭が働かない。
ため息ばかり。
涙ばかり。
そんな中でも腹は減ったんです。
私、強ぇな。
こんな精神状態でもお腹はグーっと“お腹すいた”とお知らせしてくる。
心と体は別物。
生きることは食べる事。だから頑張って食事作って子供たちと食べました。
時には泣きながら食べました。
夜になると思う事。
それは双子1に対しての申し訳ない思い。
母の私が何を言っているのか理解できていなかったのに、無理に色々させようとしてきたこと。
しゃべれないからサイレンのような悲鳴で伝えているのに、それをうるさいと思ってしまった事。
双子2は出来ているのにと、一番比べちゃいけない相手と比べていた事。
どこに連れて行っても手が掛かるから辛いと腫れ物扱いしてた事。
全部全部ごめんね。
沢山沢山ごめんなさい。