やさしさに包まれたなら

長男が生まれて、2学年差で兄弟を望んだらまさかの双子。しかも♂♂。その双子の一人に発達障害が判明。発達障害について。双子同士の関係について。長男とのふれあいについて。発達障害の子以外の兄弟に対してのケア。等々、色々と残せていけたらと思います。

双子が生まれて~1歳まで

長男が1歳10か月の時に双子が生まれました。

恐怖の子育ての始まりです。

最初の頃はオムツ替えて授乳して、、、、。と、本当にそれしか覚えていません。

どうやって自分が眠りについて、何を食べていたのか全く覚えていない。

旦那の実家に半年近くお世話になっていたので、長男の事、双子の事、家事、色々と本当に助かりました。旦那の実家の皆さんは戦友だと思っています。

 

長男が2歳を過ぎるとイヤイヤ期が本格化し、それまで偏食だったにも関わらずさらに偏食に磨きがかかり食事をさせるのが大変でした。

何もかもいや。

食べることも拒否りはじめ顔がげっそりしていたのを覚えています。

栄養が気になり、フォローアップミルクを飲ませたりもしました。

 

一方双子2がこの頃、黄昏泣き?というものなのか、、、。午後7時~8時まで泣き続けるという現象が起きていました。2週間くらいかな?本当にその時間は何をしてもダメでひたすら抱っこ紐で揺れていました。

 

双子が3ヶ月を過ぎた辺りからプラレールの走る電車に興味を持ち始め、笑うことも増え、少し癒されるようになりました。4ヶ月に入り双子2がずりばいを始めたのには焦りました。早すぎる、、、。勘弁してくれ。と、、、。

 

双子が6ヶ月になる前、我が家の新居が完成し、家族5人での生活が始まりました。

朝、旦那が仕事に出る前になるべく掃除洗濯を終わらせ、いつ双子が泣いてもいいようにしていました。ご飯も一人をおんぶ、もう一人は歩行器に似た乗り物に乗せ大急ぎで作っていました。

でもやはり無理でした。

2歳過ぎた活発な長男を家でずっと見ているのには限界がきました。

 

と、いうことで、旦那の実家に日替わりで双子の一人を見てもらい、もう一人と長男とお出掛け出来るようになりました。

 

双子が9か月の頃、双子1が水疱瘡にかかりました。旦那の実家には私からみた祖父母も住んでいるのですが、おじいちゃんの方がそのころ帯状疱疹にかかっていました。まさか帯状疱疹から移るとは知らずにいつも通り預かってもらっていました。

 

そして移りました、、、。

それから予防接種をしていましたが、長男に移り双子2に移りました。

最悪な約1ヶ月半でした。一番最初にかかった双子1は今でも薄ーく跡が残っています。

 

双子1が11ヶ月に、双子2が10ヶ月に歩き始め、ご機嫌タイムも増えてきました。

 

双子2は10ヶ月の頃から長男に懐き始め、真似もするようになってきました。

双子1は常に一人で遊び、この後迎える壮絶後追い期までは本当に手がかかりませんでした。この頃、旦那と私は“双子1が双子2のようだったら大変だったね。”と、手の掛からなさをありがたく思っていました。

 

双子1が11ヶ月の頃から後追いが始まりました。双子2は8ヶ月位にたぶん2~3週間で終わったと思います。

 

ドアが閉まると泣く。柵を閉めると泣く。シャワーをこっそり浴びようとすると泣く。

 

まぁほんとに心臓に響く声量でサイレンみたいに泣くんです。夜寝るとき、そのサイレン泣きを耳が覚えていてなかなか眠りにつけなかったのを覚えています。

 

それが2歳半近くまで続きました。本当に本当に壮絶で何度も心が砕けそうになりました。長すぎました。

 

 

そんなサイレン泣きを、後追いがなくなった今でも双子1はします。

言葉が出ないので泣くしか出来ないんです。いやな気持ちをサイレンに乗せて発するしか出来ないのです。

 

生まれてから1年間、一人遊びが上手な手の掛からない子と思っていた双子1は発達障害でした。